平成21年10月


〈棹ばかり〈竿ばかり〉〉
 琴平町の老舗、シマヤ真鍋薬局で目に飛び込んできたのがこの棹ばかりで、大中小と3種類が陳列ケースにあった。はかりの外箱には「真鍋ト・・・」まで読める紙が貼られていた。10代目当主立夫氏の曾祖母トクさんとのことで、明治時代のころに使用していたのが明らかである。箱の中に写真のようなはかりと1個の紐のついた分銅が収められている。皿の近くには、紐の取手があり、棹には目盛がつけられている。この型の棹ばかりは歴史が古い。分銅はひとつだけで、箱には四角に掘られた部分があり、この分銅がきちっと収められている。
(増井武彦 記)