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平成18年7月 |
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樫原真誠薬館は、津田の松原のやや東、大川郡鶴羽港(現さぬき市津田町)で樫原茂氏が大正7〜8年ごろ創業した讃岐売薬業のひとつである。六神丸、百心丸、虫おろし、解熱トンプクなど配置売薬専門に20種ほどを作っていた。最盛期は主に塩江町出身の若者を100人くらい雇い、遠くは長野県明科町にも出張所を出すなど中部地方を中心に薬を供給していたという。第二次世界大戦の統制のもと一県一社政策で余儀なく廃業した。 この木製の道具は130年経っている母屋の2階に保存されていたもので、丸薬を作る最終段階で薬を丸くするための道具であった。今はもう使われていない奥の蔵で薬を作っていたというが、これを使っていた記憶はないというほど昔々の話しをしてくれたのは、戦後昭和24年、樫原薬品商会として薬業を再興した2代目の樫原正義氏であった。(増井 武彦 記)
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