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平成17年4月 |
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昭和50年ころ院外処方せんを受ける保険調剤薬局として県下の草分けとなった琴平町榎井にあった小西号三木薬局の歴史は安政5年(1853)に遡る。薬祖三木重次郎氏がくすりを取り扱い、薬屋として商いを始めて以来、5代目となる三木 順血湯は男子の逆上、女子ののぼせ、血の道の薬として使われていた戦前の売薬である。この看板はその当時、得意先に宣伝用に配布されたもので、まだ蔵に5枚残っていた。世間に紙が不足していた子供のころ、自家の蔵に和紙がいっぱいあったので尋ねると、曾祖父 清一郎氏が土器側の祓川で、くすりの宣伝に凧揚げをした凧作り材料だったという。現代のアドバルーンの原型が凧であったとは面白いと思いつつ、広大な三木邸の敷坪を後にした。 (増井 武彦 記) |