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平成16年4月 |
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この2枚の看板は、創業「宝永7年(1710年)」将軍綱善の時代から『こんぴらさん』の参拝客を見守りながら薬業を続け、現在で11代目というシマヤ真鍋薬局の店内に飾られているものである。その祖父8代目純夫が、医薬分業を世に問う当時の時代を背景に、薬剤師ここにありとばかりに、看板に『医師の処方せんによる調剤の依頼に応ずる』と『薬剤師』を大書して気概を示している。祖父は飛級でどんどん進級したため19歳で国家試験に合格したが、1年間薬剤師免許がおあずけになったという秀才であったそうである。 幼い頃の記憶では、薬局の調剤室には日本薬局方の色々な粉薬のポンド瓶が棚にずらっと並んでいて、祖父はそれらを自由自在に調合して、店に来るお客さんに、薬を合わせてあげていたようである。今は昔のよき時代の話である。 (10代目 真鍋 立夫 記) ![]() |