薬箪笥 |
平成15年4月 |
巾77cm×奥行き19cm×高さ88cm、「漢方医全盛のころのもので、生薬の粉末などを入れていたもの。内部はキリ材で防腐の配慮がされ、外部はケヤキ材で堅個なつくりになっている。江戸末期」と栗林公園にある古民芸館の二階展示場で説明がなされています。香川県薬業史にも、百味箱(平尾薬局蔵)としてほとんど同じものの写真があります。明治の20年代までこの種の薬箪笥が使用されていたようです。 このような薬箪笥は抽斗(ひきだし)に目玉のような丸い引き手が100近くあるので百目箪笥とも百味箪笥とも呼ばれていました。ここに展示されている薬箪笥には92の抽斗があります。中味がわかるように紙が張られていた跡があります。一度栗林公園の古民芸館に足を運んではいかがでしょう。 (増井 武彦 記) |