<衛生検査(腸内細菌検査)>
食品等の取扱従事者の検便(腸内細菌検査)は、食中毒や感染症の発生拡散を未然に防ぐために非常に重要です。感染していても発症せずに排菌のみ続く健康保菌者となる場合もあるので、定期的な検査を行いましょう。
赤痢菌
発熱、腹痛、下痢を主とし、ときに嘔吐を起こすこともあります。近年の赤痢は軽症下痢あるいは無症状で経過する場合が多く、発見が遅れて集団感染となる例がみられます。
サルモネラ属菌(チフス菌・パラチフス菌以外)
主に下痢、腹痛、嘔吐、発熱をともなった急性胃腸炎を引き起こします。感染原因は汚染された食品、水、調理器具、保菌しているペットや家畜からなど多種多様です。
チフス菌・パラチフス菌
持続性の高熱を主徴とし、血流を介して全身性の疾患を引き起こします。一般のサルモネラ属菌と異なり少量の菌でも発症します。
腸管出血性大腸菌O157, O26, O111
水様及び血性下痢と激しい腹痛を主徴とする出血性大腸炎を引き起こします。しばしば集団発生例がみられます。
・ 受付場所 検査センター受付(薬剤師会館 3F)
・ 検査料金 検査料金は検査項目によって異なります。お問い合わせください。
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(一社)香川県薬剤師会検査センター
電話 087-834-5145
FAX 087-837-7901
E-mail kensa@kagayaku.jp |
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